本日の勉強会は、6名での会となりました。内訳は、初めての参加者2人(現在社会人、英語科志望)、農業1名、英語2名、社会1名です。
まず、石川先生から英語教育の4技能について教えていただきました。4技能とは、聞く,読む,話す,書くの4つの能力を指します。現在、大学入試のほとんどは聞く,読むの2技能を問うものですが、2020年度の大学入試改革に向け、これからは4技能の向上が前提となります。 国際基準CEFRを参考に、小中高を通じた5領域(聞く 読む 話す(やり取り,発表) 書く)別の目標を設定し、校種間の接続を意識した、外国語教育の抜本的強化が図られるということです。
このことを踏まえ、柴﨑先生にご用意いただいた高校外国語の新学習指導要領をみんなで読みました。要領では、日常的な話題や社会的な話題について、正確に情報を得て発信できることが求められており、段階に応じて生徒に適切な支援をしなければなりません。また、他者と協働する力の育成に向けてグループワークなどの学習形態について適宜工夫することが明文化されており、様々な生徒がいる中での適切な指導方法の模索と、指導力向上を目指し続ける姿勢が求められていると感じました。
3月の勉強会では、小学校英語についても扱います。外国語教育における校種間の接続をイメージできるようにしたいと思います。