【日時】

2016年7月16日(土) 

 17：30～20：30

【場所】

入新井集会室 

今回の勉強会では、生徒たち自身が「一人の社会人として生きる力」を育てていくため、教員がシティズンシップ教育について取り扱いました。勉強会の前半は、Tサークルのスタッフである中村先生に社会科の視点から、シティズンシップ教育の導入として18歳に選挙権が引き下げられたことについて説明していただきました。18歳に選挙権が引き下げられたことで、小中高の教員は、一人の社会人として意思表明ができる人材を育成することが求められることになります。その事について、生徒たち一人ひとりがどのような状態で有権者としての18歳を迎えてほしいか、また、私たち教員がどのような姿勢で生徒と向き合うべきか、グループで意見交換を行いました。勉強会の後半では、3名の教員が、地域学習・部活における自治・社会科の授業での政治教育と、生徒が主体的に考える活動の実践報告を行いました。参加者の方々の意見として今回の会を通し「主権者としての意識を育てる為には部活や普段の授業からできることがある」「政治に疎くても、これから勉強していかないといけないと思いました。」と言った感想が出ました。 今回のテーマは政治というキーワードから、難しいというイメージを持たれる人も多かったかもしれません。しかし、参加者の皆さんには日常の学校生活でも多くのシティズンシップ教育があることを理解していただく会になり、現職の先生も教員志望の学生さんもお互いに学びあい、実りある会となっています。